さて、SRCレビュー。
…レビューって難しいですね。
不慣れなもので…上手なレビュー方法を教えてほしいものです。
なかなかどうしてこう…う〜ん。

で、今回は版権オリリレーの「混沌地球メイヘム」を。
3話までプレイしたので。

長いので折々

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『混沌地球メイヘム』


・世界観・
近未来チックなのかな?
重火器あり、魔法あり、モンスターがいて…となんでもあり。
マップは質素なので、近代なのか良くわかりませんが…。
道も整備されてないし…。
ヘカトンケイルのせいで次々と街は落とされ、人は殺されるという負に満ちた世界です。


プロローグ
テロップ式。
まぁ、テロップ形式は雰囲気を味わうためのもので、背景を置いてる分、かなりまともです。
つまらなさと謎の専門用語をプレイヤーに押し付けるのが問題でもありますが。
ちなみに、個人的には最初はインパクトのあるシーンを持ってくるものが好きです。
映画とかアニメの1話なんかでもそうですけど、刑事が犯人追いかけてたり、戦闘で始まったりとか…。



第1話
−ストーリー
道中歩いてると山賊に襲われ、その山賊達に能力の説明をするところから始まる。
初対面の敵山賊にこの世界の常識を指導する主人公シド、なんだか変ですね。
なんでわざわざ異能力の解説を山賊なんかとするのでしょう?
山賊も山賊です。ただの冒険者をいきなり襲うわけでもなく、遠くから声かけて脅す辺り、恐ろしく馬鹿です。
山賊ならせめて茂みとかに隠れて、不意打ちで襲い掛かってください。
で、山賊をあしらった後は商人と遭遇、共に街へ。
街では幼女が犬を探してほしいと。幼女趣味の主人公は犬探しをすることに…。
パーツ一つが3万に対し、リンゴ50は高い…と、金銭感覚がはっきりしないまま話は進む。
その後、モンスターに襲われ戦闘。
倒すと、ヘカトンケイルと遭遇し、シドは歯が立たずやられてしまう。
犬も幼女も殺され、ボコボコにやられたシド。
とりあえず、俺達に逆らった者は許さないというヘカトンケイルの幹部にけんかを売って、目の前でぶっ倒れたシドをどうやってジェニーは連れて逃げたのか気になるところ。
そして、街を離れ、新たな旅に出るのであった。


−戦闘
後手に回る、もとい待ち先方を使うと犬が殺されてゲームオーバーになれるという…。
犬、かわさないし2回食らうと死ぬしでなかなか大変です。
逆に1ターン目から上下にそれぞれ突っ込ませると楽にクリアできますね。



第2話
−ストーリー
旅の中、とある村へと立ち寄ったシドとジョニー。
その村にいたのはしゃべることの出来ない少女、そして僧侶だった。
そこから、ミーディアムと呼ばれる石版のやりとりがあって…ミーディアムと聞くと、ローゼンメイデンしか思い浮かばないんだが…。
で、翌日の朝、旅立つことに。
ジェニーは宝石を拾ったとか。そんな怪しい宝石、どこで拾ったんだか…人形劇で表現してほしかった。結構大事なところだろうに。
シド「その宝石から邪気を感じる」って、シドってそういうキャラなの?
そして、ジェニーは石化、背景化し、戦闘開始。
それにしても、ヘカトンケイルの連中も朝一に襲撃とは頑張り者ですね。
襲撃するなら、夜寝静まった頃に襲撃すれば良いのに。
その朝一の戦闘に助けに入れるファナとアイもたいしたものですが。皆健康人間ですねw
戦闘終了。ボスを倒すと、ボスが本気を見せ、一同を圧倒…にも関わらず見逃してくれる。
「この街に手を出さないことを約束しましょう」、案外まともに話し合ってくれるのね。
なら、戦う前に差し出しとけよ…と。町長も「そんなに欲しければくれてやるわい」って簡単にあげていいのなら…。
ファナ、アイを加え、4人は次なる場所を求め、旅へ…。


−戦闘
僧侶キャラが初登場するステージなのに、石化したジェニーを復活させられないという意表をつく展開から始まる。
敵が石化属性持ちなのに、石化から回復する魔法もないし…。石化しなかったけど。
あれです、僧侶アイは回復魔法そこそことバギで思いっきり攻撃するキャラですね。
ファナの熱血でボスも一掃。この段階で熱血って反則なような…。
まぁ、勇者だしね、対ボス用キャラなのでしょうか。



第3話
−ストーリー
治安の悪い街での出来事。
街に立ち寄った一同だが、シドのマテリアルブラスターが盗まれてしまう。
斬次郎はボトムズシティで生きていく意志の強さを示す。自分がこの街を変えるんだと…さらに悪い方向へ。
そして、どうやってか斬次郎からマテリアルブラスターを手に入れた雫御前はシドに返しに。
なんで、シドの物だとわかったんでしょうかね?
雫御前からすれば武器を盗まれた間抜けな少年少女達。そんな連中に丁寧に斬次郎の秘密を暴露する。
同時に、変身能力の解説を始めるアイ。多分、男塾のごとく、今後出てくる能力者の能力を現存メンバーの誰かが知っていて説明していくわけですね。
そして、ヘカトンケイルの襲撃。
斬次郎のお兄さんとヘカトンケイルのやり取りが始まる。
とりあえず、わかりません。わかりやすく説明するとか言ってるけど、わかりません。
そして、そのお兄さんは重傷を負って、倒れこみ、人形が割って入ります。
戦闘開始。
戦いの中、お兄さんを失う…って、正義のヒーローなら助けるべきなのに。
戦闘終了後、街を失い、全てを失った斬次郎はシド達の仲間になることに…。
そして、次なる仲間を求め、旅に出るのだった。
仮面ライダーだけじゃなく、ジャンプネタも満載な回でした。
どうでもいいけど、この調子だとヘカトンケイルの連中とまともにやりあえるようになった頃には人間死にまくっててほとんどいなくなってそう。


−戦闘
数ターン経過すると、銃弾より速く、目にも留まらぬ速さで動ける斬次郎が増援として駆けつける。
一体どれほどなのだろうと思ったら…。
いくらなんでも説明、誇張しすぎです。てんで普通の能力じゃないですか。
運動性が75、移動力4って…もっと上のやつもメンバーにいるぞ。
まぁ、パイロットの回避反応はとびきり高いけど…。
難易度はお兄さんがいきなり敵になったり、増援来たりでなかなかきびしめ。
というか、敵数が多くて少しダレますね。



総評
今のところ、キャラをポンポンだしてる段階ですね。
演出などはほとんどなく、初登場時もポンと出てきます。
僧侶らしく癒しの魔法を披露する場面もなく、ヒーローらしく前口上する場面もありません。
戦闘中はイベントが起きようがBGM変わりませんし。
チャンスの状態、ピンチの状態でBGM変えるだけでもっと臨場感出るのに…。
上で色々挙げてるようにキャラの行動原理は色々不自然です。
版権オリですが、能力面だけが版権のものって感じですね。
設定や版権の良かった場面や特徴部分を全然使ってないのが痛いな〜と感じました。
ヒーロー物なら前口上して、仲間の命を全力で救おうとする…とか。
版権の良い設定とかももっと利用して欲しいです。
リレーだから背景画像が無かったり、インクルをあまり使えないのは仕方ないと思うけど、キャラの見せ場みたいなのはしっかり用意してほしいところ。
ただアイコンは綺麗なのが多いし、今後の展開次第では面白くもなるので、これからに期待ですね。
リレー物だし、作ってる方々が楽しめる内容にするのが第一ですし。


きついこと色々言っちゃってますが、気にせず楽しんでください。
気にしちゃいけませんよ〜。
あと、作者さん読んでたらすいませんです。
あ〜、もっと甘口で書けないものか…。