kanariya022006-03-09

フロア大戦では、南米ルートにて6話から登場しているステアちゃん。
もう使ってもらえましたかな?
今回は彼女、ステア=ランシーの紹介です。


はるか昔…古代といわれた時代。
ゴーレムを導入した戦争が行われていました。
世界全土を巻き込んだ争いは激しさを増し、最終的には究極なる力を持った兵器を投入。
生み出された究極なる力を持つ兵器…通称究極兵器は計2体。
その2体の手によって、片方の勢力は崩壊、戦争は終わったのです。
それで、平和な日が訪れるはずでした。
…しかし、そうではなかった。
問題があったのです。
究極兵器の2体の内、1体。
より究極にして兵器のほとんどを破壊した究極兵器、それを完全に制御できていなかったのです。
戦争は終わり、敵はいない…しかし、世界への攻撃をやめない兵器。
人々はどうすべきか悩みました。
そして、結論を出しました。
もう一体の究極兵器と古代の人々は皆で手を合わせ、その究極兵器を封印することにしたのです。
結果、多くの代償を伴いながらも封印に成功。
なんとか、平和を取り戻したのでした。
ただ、封印された究極兵器をどうするか?
再び人々はどうすべきか悩みました。
様々な意見が飛び交う中、ある者が名乗り出ます。
「自分が…自分の一族が代々管理していきましょう」
と。
究極兵器を管理する上で、強力な魔力は絶対不可欠。
彼の一族の元に強い魔力の持ち主を差し出し、契りを交わさせること、そしてゴーレムを1体差し出すこと。
これを条件として、青年に究極兵器の管理を任せるのでした。
時代は流れ、究極兵器を管理する一族は今も残る。
封印は今現在も守られて…。
究極兵器のことは暗黙として一族の者しか知らない。
今ではゴーレム一族と呼ばれています。
そして、その一族の若き少女、それがステア=ランシーです。


ゴーレム一族。
広大な土地を持ち、大きな家に親子3世代で住んでいます。
一人一人が強大な魔力を持ち、ヘヴンズクラスの者が何人も。
父の元には日夜国家レベルの仕事が舞い込んできて…。
しかし、そのような仕事はできるだけ干渉しないようにしているとか。
月に一度だけ、大きな仕事をして生活費を稼ぐ…そのようなのんびりな生活をしています。


ステアが15の時。
平和で、とにかく平和で面白みのない現実。
日々やることといえば、魔法の特訓と古代の勉強ぐらいでした。
しかし、魔法に関してはこの時点ですでに、ステアは家族でも1番に。
古代の勉強に関しても復習のようなもので、知り尽くしたことばかりです。
ステアには弟がいて、6年ぐらい前に義理の妹が出来て…。
その二人のために魔法の特訓や勉強を手伝ってあげる…そんなことばかりでした。
全ては一族のため、一族を継いでいくため…それはステアもわかっています。
が、弟と弟にラブラブな義理の妹。
妹の方もヘヴンズクラスの魔法使いであって、この二人が将来くっつくんだろうなぁと考えると、この家も二人が継いでいけば良いわけだし…等とも思えてしまうわけです。
そうすると、自分が今していることもよくわからなくて、人生を楽しめてない自分がむなしく感じられてきます。
父の仕事を勝手に引き受けて、依頼をこなしたこともありました。
国家レベルの重任務。
ステアには楽な仕事で、楽にお金が手に入って…しかし、結果両親からは叱られる始末。
何かをしても、何もしなくても楽しくない…そう考えた時、ステアの目には外の世界しか映らなくなりました。
好きなことをして、楽しんで、好きなように生きてみたい。
そう思うようになりました。
そして、ステアは行動にでます。
親に固く禁じられていた行為に。
「さぁ、行こう、シルキーメール。広い世界へ…、私と一緒に思いっきり遊びましょ!!」
ゴーレムと契約を交わすのです。
そして、少女は旅に出ました。


それから4年。
風の赴くままに、旅を続けて。
そして、ある街で耳にしました。
リン姫の活躍、国をまた一つ制圧したことを。
前々から気になっていた存在。
どんどんと話題になっていくリン姫に、ステアは会ってみたくなりました。
そして、なによりこう思いました。
「戦ってみたい、最高のゲームをしたい!!」
「このお姫様となら楽しいゲームができる!!」
と。
そして、ステアは王都に足を踏み込み、行動に移します…。



と、ステアのお話でした。
ゲーム好き、遊び好き。こういうのは人間誰しもが持ってることですね。
自分勝手で自由気ままに生きて、誰よりも楽しみたい!!
ってのがステアですが、彼女の生き方は人間らしく、人の理想みたいなモノですね。
彼女を叱りたいって人もいますが、キャラ的にこういうの好きだったりします、私w
彼女みたいな生き方は本当良いですね、やれるものならやりたいです。


フロア大戦では仲間になってます。
主人公より先に出てきて仲間になるんですから、皆さん衝撃的だったでしょう。
勿論彼女、抜けます。
ネタバレっぽいですが、本編の話の流れ的に抜けないなんてありえませんからね。
ただ、抜けても損はしないよう処置はしますんで、改造しても問題ないですよ。
ステアとリン姫の対決を楽しみにしてる人もいるでしょう。
私も楽しみですw
彼女たちの激突、楽しみにしていてください。